痛風の原因は尿酸値が高くなることです。

尿酸はプリン体から作られるので、尿酸値が気になる方はプリン体を控えればよいという考えがありますが、尿酸値を下げるにはそれ以外の対策もあせて行うとよいでしょう。

プリン体の摂取よりも気をつけたいことが肥満です。

肥満になると中性脂肪が増えますが、中性脂肪によって尿酸が排泄されにくくなる可能性があります。

特に気をつけたいことが内臓脂肪型の肥満です。

内臓脂肪が増えてインスリン抵抗性という血糖値が下がりにくくなる状態になると、腎臓から尿酸が排泄されにくくなってしまいます。

また、肥満は高血糖や高血圧などの生活習慣病にもつながる可能性があります。

高血糖や高血圧に対する薬の副作用や、高血糖や高血圧による腎機能の低下によって、尿からの尿酸の排泄が低下してしまいます。

尿酸値を下げるためには肥満の解消が大切だという考えがあります。

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。

皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪で、運動では落としにくく、落とすためには根気が必要といわれます。

一方、内臓脂肪は運動で落ちやすい脂肪です。

そこで、運動をして肥満を解消するようにしてみるとよいでしょう。

激しい運動は尿酸値を高くするといわれているので軽い運動を行ってください。

また、現在通院中の方は医師に相談をしてから運動をはじめてください。

「さあ、頑張るぞ」と思うと運動が続かないので、最初は10分くらいからはじみてみましょう。

家の近所を歩く、一駅分歩くといったことで構いません。

通勤中に歩く、階段を使うなど生活の中に運動を組み込んでしまうと、無理なく運動を継続できます。

慣れてきたら少しずつ運動をする時間を増やしてみてください。

しかし、無理は禁物です。

最初から頑張りすぎてしまうと、疲れて嫌になって続かなくなります。

また、形から入るのもよいでしょう。

ウォーキング用のウエアやシューズを購入する、ジムに入会をするといったことをするだけでも、運動に対する意欲が高まることが期待できます。

小さなことからコツコツと続けることが、肥満を予防し、尿酸値の低下につなげるために大切です。

結果を数値化すると続けるためのモチベーションになります。

体重を計って記録する、運動できた日を記録するなど、結果が見えるようにしておきます。

尿酸値をコントロールするためには普段の生活が大切です。

できることからでよいので肥満対策をして、尿酸値の改善を目指していきましょう。